元は中国伝統医学の治療法のひとつで、鍼や灸を使って身体に刺激を与え、
さまざまな治療や健康増進を目指す技術です。日本では17~19世紀に独自の発展をとげました。
痛みやケガだけでなく、リウマチ、原因のはっきりしないだるさ、不調などにも有効で、
近年では欧米でも有用な医療技術として認められています。

鍼 -はり-

温の効果
冷の効果
身体のツボに鍼を通して刺激します。
見た目には痛そうですが、意外にも身体に与える刺激は優しいです。
痛みを取る効果が高いのが特徴です。

【こんな症状に】
・炎症など急性期の痛み
・弱った身体
・めまい、不眠、食欲不振、倦怠感、そのほかの自律神経症状
・原因がよくわからない頭痛、目の奥の痛み、顎の痛みなどなど

※使用する鍼はすべて使い捨ての鍼になっております。

灸 -きゅう-

温の効果
冷の効果
身体のツボに熱を与えて刺激します。
心地よい熱さで、血行を促進し、身体の芯からポカポカと温めます。
特に身体の深部を動かしたい時に効果的です。主に回復期に使います。

【こんな症状に】
・関節の痛み
・捻挫、打撲、筋損傷、骨折などの回復期
・不眠、食欲不振、冷え性などの全身の機能回復

※はじめての方にもこわくないように、灸点紙というシールを貼り、
その上にもぐさをのせて施術します。心地よい熱さで跡も残りません。

刺絡 -しらく-

施術中
温の効果
冷の効果
身体のツボを鍼と吸引によって刺激します。
身体にたまった異常な熱を取り去りたいときに使います。
主に症状の急性期に使います。

・首肩の凝りや痛み
・ぎっくり腰のような強い腰痛
・捻挫・打撲などの急性期
・アレルギー性疾患
・自律神経症状などの改善

もっと詳しく知りたい方へ <ピックアップ★刺絡>