施術中 施術後

刺絡(しらく)療法は、はり灸の治療方法のひとつです。身体にたまった異常な熱を取り去りたいときに使います。
刺絡の「絡」は「経絡」を意味しており、経絡を刺して巡りを良くする目的で行います。
打撲などをしてそのままにしておくと、その部位の流れが悪くなり、体の不調を作る原因となります。
これを取り去るのに有効な方法が刺絡です。

【こんな症状に】
・「すごく疲れがたまってしまって体中が痛い。」
・「身体が冷え切ってしまったために強い症状が出ている。」
・「滑って転んだ時にお尻を強く打った。」
・「段差に足を引っかけてひねってしまった。」
・「勢いよく走ったら腿の筋肉を傷めてしまった。」

Q&A

どんなことをするのですか?
まず皮膚に鍼を一瞬だけ当てます。
その後に吸角というガラスのカップを付けて吸い付けていきます。
ある程度吸い付けたら一旦カップを外し、皮膚を緩めて再びカップを吸いつけます。
カップを付けたり外したりを数回繰り返して終了です。
痛くないですか?
カップの吸い付けはもちろん、鍼も皮膚に当てるだけですので、ほとんど痛みを感じません。
跡はどのくらいで消えますか?
カップを吸いつけたところが写真にあるように少し赤くなりますが、だいたい3,4日で綺麗になります。
どんなひとにおすすめですか?
打撲や捻挫、肉離れ、骨折などの外傷の時はもちろん、ひどい腰痛や肩こり、頭痛やめまい、耳鳴り、多汗やのぼせなどの自律神経症状など様々な病態に応用が可能です。 当院ではお一人お一人の症状と身体の状態に合わせて施術しています。

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